3.DBMS(データベース)のインストールと設定

3-1.EveryDB2で使用するDBMS

EveryDB2では有償・無償を問わず様々なDBMSを使用可能ですが、事前に各DBMSのインストールと設定を完了させておく必要があります。 この章では、各DBMSのインストール方法と設定方法について、簡単に概説します。 必ずしもこの解説通りの設定を行う必要はなく、各自の環境に合わせて適宜読み替えてください。すでにDBMSのインストールと設定が完了しているのであれば、この章は読み飛ばして構いません。

3-2.各DBMSの簡単な比較

EveryDB2を使用するという観点から、各DBMSの簡単な比較表を以下に示します。
(あくまでEveryDB2を利用するという観点での比較です。)

項番 DBMS名称 開発元 種別 動作OS EveryDB2の使用プロバイダ 容量制限 オススメ度 備考
1 SQLserver Microsoft 有償 Windows System.Data.SqlClient  
2 SQLserverCompact Microsoft 無償 Windows System.Data.SqlServerCe 最大 4GB  
3 SQLserverExpressEdition Microsoft 無償 Windows System.Data.SqlClient 最大10GB  
4 Access Microsoft 有償 Windows System.Data.Odbc 最大 2GB  
5 Oracle Oracle 有償 Windows、Unix、Linux Oracle.ManagedDataAccess.Client(ODP.NET)  
6 PostgreSQL (オープンソース) 無償(BSD) Windows、Unix、Linux Npgsql  
7 Firebird (オープンソース) 無償(IPL) Windows、Unix、Linux FirebirdSql.Data.FirebirdClient  
8 SQLite (オープンソース) 無償(PD) Windows、MacOS、Linux等 System.Data.SQLite  
9 MySQL Oracle 無償(GPL) Windows、Unix、Linux MySql.Data.MySqlClient  
10 DB2 IBM 有償、無償 Windows、Unix、Linux IBM.Data.DB2  
11 HiRDB 日立製作所 有償 Windows、Unix、Linux Hitachi.HiRDB  
12 Symfoware 富士通 有償 Windows、Unix、Linux Fujitsu.Symfoware.Client  
13 EXCEL Microsoft 有償 Windows System.Data.Odbc 1テーブル
1,048,576行
× 非常に遅い
14 ODBC経由 System.Data.Odbc  

DBMSの選択について作者の個人的な見解

DBMSの選択は非常に重要です。EveryDB2の更新速度だけではなく、このデータを使用するアプリケーション側からの接続環境や、DBMS自体のACID特性、エンドユーザの習熟度、周辺ツールの充実度等を考慮して、総合的に判断する必要があります。

EveryDB2からの更新速度が多少遅くとも、現在すでに使用しているDBMSがあるのであるのであれば、そのDBMSを利用するべきと考えます。これから新規でDBMSを検討される場合には、(更新速度を優先するのであれば)有償ではSQLserver、無償ではSOLite、PostgreSQL、MySQLをお勧めします。他のDBMSより高速に動作します。「まずは利用したい」というのであれば、Accessがお勧めとなります。

3-3.各DBMSごとのインストールと設定方法

各自にあったDBMSのインストールと設定方法を簡単に解説します。作者のPC環境の都合により全てWindows版での解説となっております。解説と異なるOSやバージョンをお使いの場合は、適宜DBMSの付属ドキュメントを参照の上、設定をお願いします。

  1. SQLserverの場合
  2. SQLserver Compactの場合
  3. SQLserver Express Editionの場合
  4. Accessの場合
  5. Oracleの場合
  6. PostgreSQLの場合
  7. Firebirdの場合
  8. SQLiteの場合
  9. MySQLの場合
  10. DB2の場合
  11. HiRDBの場合 (*次のバージョンで対応予定)
  12. Symfowareの場合
  13. EXCELの場合